処遇改善

当法人では、処遇改善加算を取得しています。このうち、賃金改善以外の取り組みを次のとおり行っています。

職場環境等要件

【入職促進に向けた取り組み】

  • サービス提供に際しての心構えや利用者一人ひとりに対する具体的な支援を明確にするとともに、職員のレベルアップのための研修制度を設けています。また、職員が希望する職務やキャリア形成を選択することが可能な柔軟な制度を構築し、この制度のもと評価の仕組みを明確にした考課方法を取り入れています。
  • 業務を細分化し理解しやすくするとともに希望者の社会経験を尊重し、豊かでゆとりのある社会生活を送ることが出来るような業務配分を行うことにより、他産業からの転職者、主婦層、高齢者、経験者(有資格者・無資格者)にこだわらない幅広い採用を行っています。

【資質の向上やキャリアアップに向けた支援】

  • 働きながら介護福祉士等の取得を目指す職員に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い支援技術を取得しようとする職員に対する各種研修の受講を支援しています。

【両立支援・多様な働き方の推進】

  • 法令に基づく育児・介護休業等に関する規則のもと、子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指すための制度を確立しています。
  • 計画有給をはじめ、月ごとに有給休暇取得のスケジュールを明確にするとともに年度間連続5日の特別休暇等が取得出来る環境を整えています。

 【腰痛を含む心身の健康管理】

  • 定例の健康診断を実施するとともに、朝礼時にストレッチ体操を行ったり、計画的にメンタルヘルスの講習を受講するなど健康への意識付けを積極的に行っています。           

 【生産性向上のための業務改善の取組】

  • クラウドコンピューティングを活用した情報システムを活用し、利用者情報や財務、法務等の情報の共有化やこれらの情報を用いた作業の迅速化を推進するとともに、スマートフォンを活用した送迎位置情報管理や通信連絡手段の合理化を進めてきました。
  • 事業所内の日々の記録を筆記によるメモ方式から専用アプリケーションへエントリーする方式に変更するとともに、職員のシフトを大型ディスプレイで見やすく表示するなど合理的手法を用いた負担軽減策を実行しています。また、業務手順書や事故対応マニュアル等は事業所内のネットワークの共有フォルダーに格納し、職員各自の端末から閲覧することを可能にしています。

 【やりがい・働きがいの構成】

  • 職員会議やグループ会議等を毎週開催し、指示事項の徹底や業務進捗状況の把握、問題解決のための意見聴取など職場内コミュニケーションの円滑化を行うことにより、多岐に亘る情報の共有化を徹底するとともに、業務改善や支援の見直しを随時行っています。
  • 利用者や保護者及び相談支援員等との面談を定期的に設けて報告、連絡、相談の機会を密にするように心掛けています。その中で、支援に対する利用者からの意見や希望等は職員会議や面談記録等を通じ職員全員が共有出来るようにしています。