スセリヒメ
オオクニヌシが兄弟神から数々の迫害を受け、二度も殺されてしまいます。兄弟神から逃れるために、黄泉の国へ行きますが、そこでの試練も見逃せない神話です。黄泉の国では、主宰神であるスサノオから度重なる試練を受けますが、スサノオの娘であるスセリヒメの協力によって危機を切り抜け、スサノオの宝物の剣と弓矢と琴を持って逃げました。
黄泉の国までくると、追ってきたスサノオは「スセリ姫を正妻とし、宇迦の山の麓に宮殿を建て、葦原中国を治めよ」と言いました。そして、追ってくる兄弟神を剣と弓矢で追払い、スセリヒメを正妻として、国づくりをはじめました。
